白石町が発表。コウノトリのヒナ3羽が行方不明

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白石町は8月12日、同町内に飛来したコウノトリペアのヒナ3羽が6月末に行方不明になったことを発表した。原因は不明。

 ヒナが行方不明になった後、コウノトリのペアは巣から離れて町内の田んぼや水路で水生動物(カエルなど)を捕食しながら生息している。

 同町は営巣について発表を行わなかった理由として、発表による営巣地への見学者の殺到およびコウノトリの営巣放棄や地元でのトラブル発生などの可能性を考慮し、コウノトリが巣を離れるまでの間は発表を行わないようにしていたとの事。

 

同町はコウノトリを観察する場合、下記の点について注意して静かに見守るよう呼び掛けている。

 ・観察撮影は、コウノトリ及び巣から150m離れた場所から行ってください。

 ・写真撮影は、フラッシュを使用しないでください。

 ・大きな音を立てたり、大声を出したりして脅かさないよう静かに見守ってください。

 ・追いかけ回さないでください。

 ・コウノトリは野生動物です。エサを与えないでください。

 ・私有地や田畑の畔には、絶対に立ち入らないでください。

 ・駐車トラブル等に十分注意し、地域住民・耕作者の迷惑にならないようにしてください。

〈コウノトリ営巣時系列 概要 2022年〉

 ・5月上旬 白石町に飛来、造巣開始

 ・5月18日(水)初産卵 <~5/28(土)までに第3卵までの産卵を確認>

 ・6月18日(土)ふ化

 ・6月23日(木)ヒナ3羽確認

 ・6月26日(日)ヒナ1羽の減少を確認

 ・6月27日(月)ヒナ2羽の減少を確認

 ・6月27日(月)~現在 親鳥は巣から離れ、町内各所で目撃されるようになる

画像および呼び掛けの引用元:白石町

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